睡眠は人間が生きていく上で、とっても大事なものであることは、誰でもよく知っていることです。
良質な睡眠のためには、寝具が大変大きな関わりを持ちます。
そこで、よい睡眠をとるための寝具の選び方を考えます。
みなさんが使っている寝具の中で、ここでは、布団の選び方を見ていきます。
布団と言っても、いろいろな製品があります。
それは、布団の素材によって、様々に変わるのです。
羽毛(うもう)布団
羽毛は水鳥の羽を原材料にして布団にしたものです。
ガチョウ、アヒルが代表的な羽です。
羽毛はダウンとフェザーがあり、ダウンの方が上質です。
通常、ダウンを羽毛といい、フェザーを羽根といいます。
羽毛布団のいいところは、保温性に優れており、手入れも、割合に簡単です。
羊毛(ようもう)布団
それから、羊の毛を使用した羊毛布団があります。
掛け布団、敷布団どちらにも使われています。
吸放湿性が、動物の毛の中で、一番優れています。
綿(めん・わた)布団
綿を原材料にした綿布団は、日本でも昔からあるものです。
現在では、綿布団の原材料のほとんどは、インド、パキスタンなどからの輸入に頼っています。
綿布団は、掛け布団にすると少し重いのが、欠点になります。
ですから、敷布団に使われることが多くなっています。
真綿(まわた)布団
それから、真綿です。
蚕の糸が原料となります。絹と同じ原料ですから、繊維の質が細くて、非常に柔らかく軽いのが特徴です。
布団としては、非常に最高級な布団製品となります。
着物やドレスなどの、シルクのしなやかで軽い特徴を持った布団です。
非常に軽くて水分の吸放湿性に優れています。ですから、一年中使用できます。
ポリエステル布団
最後に紹介するものが、ポリエステル素材の布団です。
これは、人工的に作られた合成繊維なので、お値段的には一番安くなります。
自宅の洗濯機でも洗うことがでます。
ダニや花粉のアレルギー疾患などを持っている人にとっては、布団を清潔に保つことができるので、健康面でもメリットとなります。
このように、布団の原材料による素材ごとに、メリット、デメリットがありますから、あなたの生活に合わせて、布団素材から、選ぶことが大切です。
シルクの寝具の扱い方は特に注意が必要
シルクを使った布団寝具は高級感があふれて非常に良いものです。
シルクを使った寝具を使う時の、色々な注意点があります。
非常に高級な布団となりますので気をつけたいところです。
取り扱われているほとんどのシルク布団の原料は、大半が輸入品です。
日本では戦前は、絹糸の生産が異常に盛んでしたが、今では、衰退してしまった産業の一つです。
ほとんどが外国からの輸入品になってしまいました。
絹糸の利点
絹糸は、夏は涼しく、冬は暖かい繊維の構造をしています。
シンクつまり絹糸の構造がそのようになっています。
糸の構造が、三角形の構造をしており、それぞれの糸や絹糸の内部に空間ができ、吸湿性に優れています。
また放湿性にもすぐれているので、気温の高い夏場に身につけても汗をかいても、すぐにサラリとした感覚になるのです。
また絹糸の繊維の間の空間が、保温層の役目になり、冬でも非常に暖かく感じます。
絹糸の欠点
絹糸は最初は、真っ白な糸ですが、年月が経つとともに黄色くなってきます。
着物などでは、裏の白い絹の裏地が、古いものほど黄色くなっているものを見かけます。
これが絹つまりシルクの最大の欠点とも言えます。
この原因は紫外線によって変色してしまうからなのです。
絹の布団の場合は、紫外線になるべくあてずに保存することです。
保存状態の良いものは、この黄色になることを、防ぐこともできます。
シルク・絹糸のもう一つの欠点があります。
摩擦に非常に弱いというところです。
布団に使う場合でも、体と擦れたり、布団同士がぶつかりあって使うので、摩擦が起こります。
だんだんとカバーが破れてきたりして、中の物が飛び出てしまうとうことも起きます。
洗濯方法にも注意が必要です。
洗濯機などに入れてゴシゴシと摩擦を起こしながら、水の中で混ぜてしまうと縮んでしまいます。
静かな水流で中性洗剤での洗濯であれば洗濯が可能です。
洗濯機で洗うよりも 手洗いで洗うほうが、よりいっそういいでしょう。
サイト管理人家族が、実際に買って使っている寝具の体験談
マットレス「雲のやすらぎ」を買った時の体験談です。
今気に入って使っているマットレスです。
モットンのマットレスを買った時の体験談です。
↓↓↓息子が気に入って、今、使ってます。↓↓↓
コメント