羽毛ふとんに限った事ではないでしょうが、ふとんを利用しているかぎり、どうしても気になってくるのが人間の汗の匂いです。
もちろん、汗だけではないでしょう。
個人個人の体臭もあるでしょうし、その日の夜に食べたものの匂いが人間の身体から今度は、羽毛ふとんのほうに染みついてしまうということもあると思います。
匂いの移った羽毛ふとん
さらには、入浴時に利用する石鹸の匂いや、香水、オーデコロン等の匂い等。
煙草を吸う方は、煙草の匂いもふとんへ染み込んでしまいます。
これらのような人間の身体にまとわりつく、あらゆる匂い・・・それが積もりに積もって汗臭さとともに臭ってしまうのでしょう。
中でも、汗は一晩でコップ一杯も出ると言われていますから、積み重なると汗臭くなって当然です。
羽毛ふとんの匂い取りには水洗いがよい
こういった人間の匂いが移ったものは、やはりクリーニングか水洗いをするのが一番です。
どちらかというと、水洗いのほうがスッキリと匂いは落ちますが、水洗いについては以前にもお話したとおり、高級な羽毛ふとんの場合、自分でやらないほうが良いです。
専門店に相談して見て下さい。
羽毛ふとんに匂いをつけないために
羽毛ふとんを洗う回数をなるべく少なくするためには、ふとんに入る前に入浴して1日の汗や汚れ、自分についた匂いを綺麗に落としておくことが大切です。
さらに、いつも清潔なふとんカバーや枕カバーをつけておくこと。
カバーはふとんに比べてずっと洗濯しやすいので、カバー類はちょくちょく洗濯すること。
寝巻等、寝るときに身に付ける衣服も同じです。
さらに、たまに日光にあてて干すのも良い方法です。
羽毛ふとんのカビ臭
羽毛ふとんの匂いについての書き進めます。
前回の獣臭については、羽毛ふとん特有の匂いでしたが、今回はカビ臭です。
羽毛ふとんにかぎらず、どんなふとんであってもカビ臭がしてくる可能性は高いです。
カビ予防には乾燥が一番
カビはじめじめとした場所が大好きですから、カビ臭が嫌であればふとんはつねに乾燥させておくべきでしょう。
人が一晩寝ている間にかく汗というのは、平均してもコップ一杯にもなるそうです。
それらが、寝巻やふとんカバー等を通してふとんそのものにも伝わってきます。
それをほったらかしにして、毎日繰り返しているとどうなるか、おわかりでしょう。
カビ臭がして当たり前のふとんになってしまいます。
羽毛ふとんにカビを発生させないためには
とくにカビが生えやすい時期というのは、やはり梅雨時で、ふとん干しが出来ないうえに湿度も高いため、カビが発生してしまうことになります。
しかし、日当たりの悪い部屋で羽毛ふとんを使いっぱなしにしていても、同じようにカビ臭がしてきます。
このようなお部屋の場合には、出来るだけ天気の良い日には干すこと、そしてお部屋の換気も充分にしてあげなくてはなりません。
とくに、床にふとんをした時に接する面を乾燥させてあげることが大切です。
低温度でふとん乾燥機等を利用するのも良いでしょう。
一旦、カビ臭が発生してしまったのであれば、前回の獣臭同様に、一度、丸洗いをして見て下さい。
もしくは、その前にファブリーズ等を試してみても良いでしょう。
しかし、カビの場合、内部にカビが生えている可能性が高いですから、専門店でのクリーニングをお願いしたほうがより良いかもしれません。
羽毛ふとんの獣臭
ふとんは毎日使うものですから、どのようなふとんであっても、使っているうちに色々な匂いが染みついてしまいます。
しかし、羽毛ふとんを買った当初から匂うということがたまにあります。
このような経験をしたことがあるかたは、いらっしゃいませんか。
人によっては、鳥くさいですとか、獣くさい等とおっしゃるかたもいます。
羽毛ふとんの獣臭は羽毛の脂の匂い
このような動物臭のような匂いが羽毛ふとんからする場合には、羽毛そのものの脂の匂いと思って間違いないでしょう。
特に「フェザー(羽根)タイプ」の羽毛ふとんの場合には、匂いを感じることが多いようです。
一般に羽毛ふとんと言うと、中身は「ダウン」と思いがちですが、製品の品質や
価格によっては「フェザー」もかなり混入されています。
製品の品質表示等の表記に「ダウン○○%、フェザー○○%」と言うように表示されていますので、確認して見て下さい。
もちろん、ダウン100%だったとしても、ダウンにも良し悪しが色々ありますから、匂うことはあります。
羽毛ふとんの匂いはすぐに取れない
この匂いは、しばらく利用していれば自然に薄れてゆき、最終的にはほとんど気にならなくなるものではありますが、数日でなくなってしまうような匂いではありません。
ですから、気になるというかたは、購入後、間もない時期に返品したほうが良いと思います。
毎晩、寝るたびに嫌な匂いが鼻をつくようであれば、良質な布団、枕等の寝具は得られないものです。
また、返品するには遅すぎるというかたは、一度、羽毛ふとんの丸洗いをしてみるか、ファブリーズ等布用の消臭剤を利用してみるのも良いと思います。
それで匂いがとれるのであれば、買い直ししないですみます。
羽毛ふとんの埃臭
羽毛ふとんをはじめふとん類は、長く利用しているといろんな匂いがしてくるものですが、埃の匂いもなかなか気になるものです。
鼻炎等鼻の調子が悪いかた等は、埃っぽい匂いが苦手だと思います。
鼻が悪いかたでなくとも、眠るときに埃っぽい匂いはやはり嫌でしょう。
それでもまだ羽毛ふとんの埃臭は少ない方で、もっとも埃臭が気になるのは綿ふとんだと思います。
しかし、一般に高価だと言われる羽毛ふとんから、たとえ少しでも埃の匂いがしてくるのは非常に気になります。
埃臭の発生と取り方
埃臭は、生地目から小さな埃が内部に入ってしまうことで発生するものです。
他には、生地そのものに小さな埃がついているのも原因でしょう。
ですから、一度干して軽く表面を払うだけでも、埃臭はずいぶん取れると思います。
干した後で、丁寧に掃除機をかければなお良いでしょう。
また、常日頃からふとんカバーをかけておくのも埃臭の予防になります。
長い間の埃の蓄積はいくらカバーをかけても、どうにもなりませんが、埃くさくなるのを遅らせることは可能です。
注意したいのは、埃っぽさを取り除くために、力をいれてパンパン叩く事だけはやめるようにして下さい。
いくら力を入れて叩いても、生地内部に入ってしまった埃は、簡単には外に出てきません。
さらに、力を入れて叩くことによって羽毛や繊維を傷めることとなり、その破片によって、さらに埃臭が増してしまうことになりかねません。
埃臭を根本から改善するために最適なのは、やはりクリーニングや水洗い、打ち直し等です。
サイト管理人家族が、実際に買って使っている寝具の体験談
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