良質な睡眠と休息をとるためには布団、枕等の寝具がとても大切だということ、皆さま、ご存じだと思います。
しっかりとした睡眠と休息を取ってこそ、前日の疲労、疲れが解消され、また新たな体調の活力に満たされるというものです。
ところで、あなたはどのような布団、枕等の寝具をお使いでしょうか。
一年を通して、同じ寝具でしょうか。
冬季と夏季で換えたりしていますか。
寝具布団の種類と特徴
寝具には色々な種類があります。
たとえば、綿ふとん、真綿ふとん、羽根ふとん、羽毛ふとん、羊毛ふとん等があります。
一般的に良く使われているのは、綿ふとん、もしくは羽根ふとん、羽毛ふとんでしょうか。
一番ポピュラーなのは、綿ふとんでしょう。
最近、利用するかたが、どんどん増えてきているのが羽毛ふとんだと思います。
綿布団について
綿ふとんというのは、中綿に綿のワタを重量比で50%以上利用したふとんのことを言います。
綿には、木綿わたと真綿とがあるのですが、一般に綿ふとんというと中綿に木綿わたを使ったふとんを指します。
羽毛布団について
一方、羽毛ふとんというのは、水鳥の羽毛をふとんの中に詰め込んだふとんをいいます。
この羽毛にもグースとダックがあるのですが、一般的にはグースの方が高価です。
羽根ふとんと羽毛ふとんの区別がつかないかたが、多数いらっしゃるようですが、羽根ふとんというのは、水鳥の羽根をふとんの中に詰め込んだふとんをいいます。
文字通り、羽毛と羽根の違いなのです。
そして普通、羽毛ふとんや羽根ふとんというのは、掛けふとんのことを指して言います。
つまり、本来はベッドで利用することを前提としているふとんなんです。
羽毛ふとんの選び方
当ブログでは、最近、とても人気が出てきた羽毛ふとんについてまとめていきたいと思います。
まずは、これから羽毛ふとんを購入する予定の人に向けて、羽毛ふとんの選び方をまとめてみましょう。
羽毛布団の選び方
羽毛のことをダウンというのは、理解してますか?
一方、羽根のことはフェザーといいます。
どちらも何処かで聞いたことがあるのでは無いでしょうか。
適正な製品の品質の羽毛ふとんに利用されるのは、大きく育った「成熟ダウン」を85%~95%と、スモールフェザー5%~15%を混ぜ合わせた羽毛の材料です。
製品の品質の良い羽毛ふとんには、成熟ダウンが、沢山利用されているということをまず理解して下さい。
羽毛布団購入の際にチェックすべきこと
具体的に購入しようとする段階では、ダウンの材料の種類、そして重量等をチェックして見て下さい。
良質の羽毛であれば、一般的なシングルサイズ・・・150×210cmの出来上がりの場合、1kg~1.3kgまでがちょうど良いとチェックして覚えておいて下さい。
羽毛が沢山入っている方が良いのではないか、と思いがちなのですが、良質の羽毛の場合、このくらいが最良なのです。
これ以上の重量になると、弾力性に乏しくフワフワした感触がない羽毛であるために、量を増やしたと考えるべきでしょう。
目の前に羽毛ふとんがある場合には、手で押してみることも良いですね。
強い力を布団にかけるとかえって分かりにくい、ある程度軽くで充分です。
良質の羽毛であれば、ある程度戻りが早いのです。
何種類かを試してみると、どれが良質のものなのか、大体の感覚でつかめるかと思います。
羽毛ふとんの価格
羽毛ふとんを購入する場合、やはり価格は気になります。
予算として、どの程度の価格まで考えていらっしゃいますか。
最近の羽毛ふとんは、本当に安価なものから、かなり高価なものまで市販されていますので、いざ購入しようというときに、どの程度の金額のものを購入すれば良いのか迷ってしまうと思います。
羽毛ふとんの製品の品質の良さと価格は基本的に比例していますから、高価なものほど高級な羽毛ふとんであることになります。
しかし、ごくたまに、それほど高価でない羽毛ふとんに高価な価格をつけている、詐欺まがいの市販店もありますから、そのあたり注意をして下さい。
羽毛布団の価格の決り方
羽毛ふとんの価格を決めるのは、まず何と言っても羽毛そのもののランクでしょう。
これは、羽毛の産地で決まります。
羽毛の産地・ダウンの比率によるランク
アイスランドやヨーロッパ、シベリア等の水鳥の羽毛は大変高価な値段がつきます。
また、羽毛の洗浄度も価格に反映してきますし、側生地の質も反映します。
さらには、羽毛(ダウン)の比率も価格を決める際には大切ですし、同じダウンであってもグースとダックの違いによっても価格は変わってきます。
これら全てがさまざまに絡み合って、価格が決まるわけですから単純に考えましても、価格が高いほど製品が高品質であるということは否めません。
なるべくでしたら、きちんと名前の通ったメーカーの羽毛ふとんを購入することをお勧めいたします。
国内に自社の製造工場を持ち、輸入した羽毛をしっかりと洗浄する設備を整えたメーカーでしたらなお安心です。
羽毛ふとんと羽根ふとん
羽毛ふとんと羽根ふとんを同じものだと思っていらっしゃるかたが、数多くいらっしゃることに気付きました。
確かに、イメージ的には同じようなものに思えてしまうかもしれません。
しかし結論から申せば、この二つは同じものではありません。
どうちがうのか・・・それをこれからお話していきますので、この機会に覚えてしまわれると良いでしょう。
羽毛布団と羽根布団の違い
まず、羽毛のことをダウンと言いますが、ダウンを50%以上、利用したふとんのことを羽毛ふとんと言い、ダウンが50%未満のふとんを羽根ふとんと言います。
では、羽毛のほかにどのようなものが利用されているかと言いますとスモールフェザーです。
「羽毛」という文字には「羽」という文字が入っていますので、羽毛=羽根と思ってしまうかたもいらっしゃるのでしょう。
実際の羽毛をご覧になればそのイメージが崩れると思います。
羽毛は綿毛のようでフェザーは羽根
羽毛は、羽根の形をしているのではなく、タンポポの綿毛のような見た目をしています。
一方、羽根ふとんに多く含まれているフェザーというのは、文字通り「羽根」ですので、羽根の形をしています。
羽根には真ん中に羽軸が通っていますから、これがふとんの生地目が粗いと、外に飛び出してきやすくなります。
羽毛ふとんに利用されるフェザーは、大きさにも制限があります。
あくまでも小さいものであることが条件です。
それで、スモールフェザーが利用されているのです。
質の悪い羽毛ふとんには、大きなフェザーが利用されている場合があります。
夏季用の羽毛ふとん
羽毛ふとんは、とても温かいというイメージが大勢のかたの中にあると思います。
ですから、羽毛ふとんは冬季に利用するものだと思っていらっしゃるかたが多いように思います。
実際、冬季の間は羽毛ふとんの温かさにホッとします。
ところで、夏季でも羽毛ふとんを使うことをお勧めしたら驚きますか。
もちろん、冬季の間に利用している羽毛ふとんを、そのまま夏季に利用して下さいと言っているのではありません。
夏季用の、もっと羽毛の量が少なく軽い肌掛けふとんをお勧めします。
夏でも使える羽毛布団
羽毛ふとんの優れたところは、冬季はとても温かいのに、夏季は涼しいという点だと思います。
ですから、羽毛ふとんの中には、オールシーズン使えるものも少なくありませんし、冬季のボリュームある羽毛ふとんを、夏季に利用しても実際のところ問題ありません。
羽毛は、眠っている間にかいた汗や湿気等を吸収してくれる働きがありますから、夏季でも快適なのです。
日本の北部を除いた地域では、夏季にエアコンを付けたまま睡眠と休息をとるかたも多いと思います。
そのような時に、なにも掛けないで寝てしまうと、風邪をひく等冷えによるいろんな不調が表れますので、羽毛ふとんは大活躍してくれます。
ブログ内で、何度かお伝えしていますように、羽毛ふとんは水洗いできるものが多数、市販されています。
とくに夏季用のものをお買い求めの際には、ぜひとも、水洗い可能なものを選ぶと良いと思います。
夏季場の羽毛ふとんの快適さは、一度試してみないとわかりませんから、ぜひ、お試しになって下さい。
サイト管理人家族が、実際に買って使っている寝具の体験談
マットレス「雲のやすらぎ」を買った時の体験談です。
今気に入って使っているマットレスです。
モットンのマットレスを買った時の体験談です。
↓↓↓息子が気に入って、今、使ってます。↓↓↓
コメント